**** 永遠組 ****
ユーミンは永遠の少女だが、私もどちらかというと、そっちの方向だ。
と、勝手に言い張っている。
きゃわゆいものを見ると、胸がどきゅんとする。ショップに行けば、イチゴ狩りサクランボ狩りはあたりまえ。小鳥狩り、キラキラ狩りも欠かせない。
ユーミンとの共通アイテムは、少女ものとは違うけれど、変な顔のトラとか、本気じゃないスカルもの。
(最近のヤングは、ドクロとは言わず、スカルと言うらしい)
先日も、ユーミンが首から提げていた布製のスカルアイテムに胸どきゅした。
「うわ。めっちゃ、かわいい。うわ、うわ、うわー」
しかし、ユーミンにはこう聞こえるらしい。
「うわ、めっちゃ、かわいい。ほしい、ほしい、ほしいー」と。
ユーミンは、私のハイテンションっぷりを見かねてか、
「いいよー。こっちのあげるよー」と、言って3つのスカルがついたものを首から外して差し出した。
おお。さすが我らのファッション番長・ユーミンである。
「これ、長さが調節できてスカルも取れるから、ブレスレットにもなるし、携帯とかにも付けられるんだよー」
早速つけてみる。・・・・いやだ・・・似合う。 うふ。
自分のねだり上手にも惚れ惚れする。
とはいえ、私も常日頃買い物をする際、ユーミンが好きなものを見つけては購入し、物々交換意識を忘れはしない。
クチビルのピアス・・・300円。スカルのブローチ・・・200円。アジアで買った偽キティちゃんの携帯入れ・・・150円。
そんなものを渡すたびに、
「あー、かわいーー。ありがとー」 と言ってくれる。
その指にキラリと光る指輪はウン百万円だったりもする人がだ。
こっそり言うが、ユーミンの誕生日にあげた王冠つきの鉛筆なんて、180円だったし。
ユーミンが、振り幅の広い永遠の少女でいてくれて、心底うれしく思う。
でなければ私は今頃、ユーミンへのプレゼントだけで、破産しているだろう。
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