うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました

***** 声に出して読みたいSPA *****

苗場プリンスホテルの一角。
廊下には巨大な鏡があり、バランスボールが転がっている。開けっ放しのドア。ごっつい機械が並んでいる部屋もあれば、洗濯物が干されている部屋、お味噌汁や魚の煮物が食べれる部屋もある。
コンサートを進行するために必要な準備部屋があるその一帯は、いろんなものがあるにもかかわらず、その反面どの部屋にもホテルとしてあるべきものがない。
なんとかインの社長さんっぽく言うならば「使わないから取っちゃったんだよねぇ〜 まあ、取っちゃったもんはしょうがないからねえ」(イメージ)
使わないから取っちゃった。・・・・網戸?・・・ドア?・・・押入れ?・・・男性器?
使わないから取っちゃった。それはベッドだ。
どこの部屋にもベッドがなく、部屋ごとにそこで使う荷物やアイテムがセッティングされている。ネット放送のためのパソコン機材、床に張り巡らされた配線、楽器まわりのよくわかんないアレコレ。
どこの部屋を覗いてもリゾートとは縁遠い。そんな中でも質素なのがユーミンの楽屋だ。
備え付けのソファーにユーミン専用の一人掛けソファー、あとは衣装が並んだハンガーラックが4つほど。ステージで履く靴にアクセサリー・・・
開演一時間半前。メイクさんが「時間です」と言って楽屋に入ってきた。ユーミンはソファーに深く腰をかけ目を閉じる。するとメイクさんの手か動きはじめた。メイクタイム突入である。
私は近くにあったSPAに手をのばす。どこかの現職警察官が逮捕されたという一文が目をひいた。どうやらその警察官は普段から行動や言動がおかしかったらしく、そこにはそれを実際に聞いたという近所の住民の発言が載っていた。
ユーミンはまだそのページを見ていないというので、メイク中のユーミンのためにSPA音読タイムに突入してみることに。私は厳かに、ゆっくりと・・・住民が見たという奇妙な行動を読み上げた。
「勤務中、彼は、”モンゴリアン””モンゴリアン”、とつぶやきながら、歩いていた・・・とのことです」
これにはユーミンもメイクさんも読んでいた私も爆笑。いいとこ突きすぎ。つづいての音読はこちら。
「エロから始まるエコ、エロチックなLOHAS・・・エロハスな生活研究!!」
やはりこれも、いいとこ突きすぎで3人で大爆笑。ユーミンも音読に参入。
「エロハス!  エロハスーーー!! あ〜、やっぱSPA好きだなあ」
しかし、あまり叫んだり笑ったりするとメイクにも支障をきたしそうなので、SPA音読会はさっさと終了。
どうでもいいが、なんとも楽しいひとときであった。