うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました

*****ノウノカイロトフクブクロ*****

「酔っ払ってたわけじゃないんだけど、途中の記憶がないの。覚えてない・・・」

ニューミュージック界の女王・松任谷由実(50)が、昨夜のエキセントリックバースデーナイトになにが起きたかを思い出そうと必死だった。

「あのねえー、あれに似てるの!! 昔やった船上ライヴのあとに似てるの!! あの海の上の密室!! 船おりたあとも、変なかんじだった・・・。そう、あの感覚に似てるの。わかるかなあーーーー」

さすがのユーミンも今回のお誕生会は、ぶっとびだったようだ。ぶっとびは死語だが。
だが、ユーミンがぶっとぷのがよくわかる。一次会は30人程度だったが、二次会に集まったのは90人。しかもお世辞でも広いとは言えない店に寿司詰め状態。ちょっとした難民キャンプだ。

その90人が90人、みんなユーミンの知り合い。っていうことはあたりまえだが、ユーミンもみんなを知っている。左を向けば「あらあら」右を向けば「やあやあ」振り向けば「よっ!」  もちろんそれはうれしいことだと思うが、ちょっとだけうざいとも言える。いい意味で。だからそんなときの気持ちは、うざしいと表現するのが良いであろう。

多分、この日のユーミンの脳の回路は、遊園地とかにあるでっかい迷路みたいだったと思う。あっちいって戻ってそっちいってまた戻って。あれ?ここさっき来たじゃん。ちょっと!!ゴールはどこ?ねえ、どこよーーー!! と叫びつつも誰も答えてはくれない。

で、ぶっとんだ。こおゆうことであろう。
だが、ぶっとんだユーミンは楽しそうで、人間はときどきぶっとばねばいかんなあと実感した。

あなたはぶっとんでますか?
最後にぶっとんだのは、いつですか?

そんな怒涛の誕生ウィークも終わり、皆いつもの日常に。私はなぜかキララ社に。マネージャーくままろに、

「ユーミン福袋つくりにいつ来るーー??」

と言われ来社。七時半に行く約束をしたが、途中でラフォーレ原宿の罠にまんまとはまってしまった。バーゲンをやっていたのだ。約束などそっちのけで、思わず子供にまみれて買い物をしてしまった。

キララ社についたのは八時半。くままろものんきなのでおとがめもなく、早速ふたりして福袋づくり。先々週やったフリマでの売れ残りで作る福袋だ。売れ残りといってもバカにはできない。タグには有名ブランドの名、素材もすばらしい。ではなぜ売れ残るのか。

それは・・・形が80年代だからだ。
「FACES」で言うところのユーミン扮するバブリーな赤坂の女なかんじ。ボディコンに近いワンピースがいくつかあり、売れるか不安だったが、けっこう売れた。だが、買っていったほとんどの人は、首をかしげながら「でも・・着るかなあ・・これ。」とつぶやいていた。大丈夫!!いつかまた、その時代がやってくるさ!!

ワンピースだけでなく、80年代の忘れ形見・ゴールドのでかいアクセサリーやベルトも売れ残りボックスの中に眠っていた。一個の大きさが500円玉ほどもある鎖のチェーンベルトを、首に巻いて遊ぶくままろ。私も負けずにうずらの卵みたいなパールが連なったよくわからないものを首にぐるぐる巻いてみた。

似合わないお宝アクセサリーをじゃらじゃらつけた海賊みたいだ。お互いを見て爆笑。福袋が当たった人にもこの楽しさをわけてあげようということで、それっぽいでかいアクセサリーも袋に詰めこんだ。

事務所内にはダンボールがいろいろあり、覗いてみるとなにやら発見。

「ねえ、これいるの? いらないんなら福袋にいれようよ」

私が手にしたのは「雪月花」のノベルティーのメモ帳。5〜6冊無造作にはいっていたうちの一冊だ。

「あー、別にいいんじゃない? いれちゃえー!!」

と、くままろからのおとがめもなし。むしろノリノリ。奥からは、クボさんがなにやら持って登場。

「ねえねえ、福袋なにに入れるの? これに入れたら?どお?」

と言って出したのは、「FACES」のトートバッグ。クボさんもノリノリである。なんともまあ、いたれりつくせりの福袋である。

詳しい中味は、来週ユーミンが思い出を語りながら発表するので、残念ながら当たらなかった人は、その思い出話を楽しみにしててほしい。その話もかなり笑えるはずだから。