うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました

*****アイドル話にもうちょいつきあってください*****

この年になって、北原佐和子のベストアルバムを聴いてる自分のことが、実はそんなに嫌いではない。どちらかというと愛しい。

先週の松本隆&アイドル話が自分の中では大変中途半端で、なんていうかおしっこを途中で無理やりとめたみたいだ。とはいっても、私のアイドル話を延々としても、途中から「この人ダイジョウブかしら」と本気で思われそうなので、ユーミンに関係のあることにまとめてみるとする。

で、北原佐和子なのだ。だから北原佐和子なのだ。
私は彼女の82年のデビュー曲「マイ・ボーイフレンド」が大好きで、発売以来、ずっと心の中で歌ってきた。死にそうな蚊が懸命に歌っているようなはかなさがたまらない。安定しない音程にスリルとサスペンスを感じてしまう。

そして大人になって資料を見たとき「おや」と思った。

作曲家の名前にピンと来なかったのだ。音楽業界に強いわけではないのでしかたがないが、その名前が、筒美京平でもなく馬飼野康二でも来生たかおでもなく、財津和夫でもなく細野晴臣でもなかったから私レベルにはわからなかった。記載されていたのは「梅垣達志」。
梅垣といっても、ろくでなしを歌いながら鼻の穴から豆を飛ばすWAHAHAの梅ちゃんではない。

うーん、この人は誰だろう。うーーん、わからないがいい曲をありがとうと言いたいぞ。とずっと思っていたら、ある日・・・というかおととい、ユーミンとつながったのだ。

今回のアルバムについてるコンプリートブックに今までユーミンが提供した曲のリストがダーーーーッと載っているのだが、みんなで木村屋のあんぱんに食らいつきながらワイワイガヤガヤ見ていたら、そこに「梅垣達志」とあるではないか!!

「あ゛————っ!! この名前は!! ユーミン!! こ、これ誰ですかあ??」

「ああ、なに知ってるの? そうそう書いたなあ、昔」

「え? この人自分でも歌ってるんですか?? あたしこの人が作ったアイドルの歌がすごい好きなんですうーーー」

「へえーーー。自分でも歌ってるよ、ポプコンの人だよ」

ユーミン流で言うところの・・そっさく調べたところ、第二回のポプコンに【さすらう若者の歌】という曲で入賞した人だった。(ちなみに翌年71年には、ユーミンが好きなモップスが【雨】でグランプリをとっている)

残念ながら私はポプコン世代からちょいと外れるので、ポプコンネタは知ってるものと知らないものの差が激しい。
またひとつ利口になったな。私だって毎日北原佐和子のことを考えて生きているわけではないので、突然の偶然に感謝である。

いい曲を作ってくれた人にはお礼を言おうキャンペーンもたまにはいい。梅垣さん、ありがとうございます。ははーーーっ。←土下座してる風。

そおゆう意味ではユーミンにもちゃんとお礼を言った。白石まるみのこれまた82年もののデビュー曲【オリオン座のむこう】は最高に良い曲だ。思わずペソとか払いたくなる。♪来週やさしくして・・・♪という歌詞から始まる。来週やさしくしてって、んーーーわかるわあ。素直になれない乙女心だわ。途中にセリフも入ってて男子はコロリね。

花の82年組としては地味な白石まるみだったが、彼女はきっとこの曲がデビュー曲だったことを誇りに思っているであろう。何を根拠に言っているのか私自身もわからないが。

「いやーー、マジでコレいい曲!! しかもユーミン、夫婦仕事なんですよコレ。いい仕事しましたねーーー」

「あー、そうだっけー。がははははは」

作詞 呉田軽穂 作曲・編曲 松任谷正隆。おー、美しい。
インターネットで他のアーティストの曲をかけられないのが残念だ。覚えてない人にお聞かせしたい。カラオケにあったら入れてみてはいかがなものか。

さて、そろそろ今週の私とアイドルとユーミンの話も終わりだ。書きはじめのときはウォークマンの中のCDは北原佐和子だったが、その後つみきみほになり、今は川島なお美である。

私はダイジョウブだろうか。