***** デ・シュヴで、デ・デュー *****
ユーミンの全楽曲を配信している携帯サイト『ユーミンモバイル』をときどき手伝っている。 たとえば、ユーザーから寄せられたユーミンへの質問を、時間があるときにユーミンに聞くなど。
先日も、質問が20問ずつほど印刷されたA4用紙10枚を手にプチインタビューを始めた。 大量の質問の中には、よく聞かれるものや答えずらいものもあるので、それらを省きながらユーミンに質問をぶつけていく。
「ハミガキ粉は何を使っていますか?」
「ユーミンは年をとって地域の役に立ちたいと思いますか?」
「ユーミンが男性だったら、どんな女性を好きになりますか?」
こういった質問は、自分もユーミンにしたことがなかったのでどんな答えが返ってくるのか気になるところである。しかし、気になることはもっと別のところにあった。
「ユーミンは、空豆って皮も食べる派? むいて食べる派?」
こんなちょっとどうでもいい質問が私は好きなのだが、これを早速ユーミンに聞いてみると・・・・
「むいて食べる派!・・・・・でも、空豆ってさ〜、足の爪の匂いがするよね〜!」
と、ユーミンらしい答えが返って来てテンションもあがるはずが・・・・今、ユーミンが答えたその一瞬の空気感を私は知っている気がしたのだ。これってデ・ジャヴ?! ときどきあるあの感覚!以前に体験したようなそんな想いが瞬時に駆け巡る。 解明されない脳の神秘。
なんだか不思議な気分に包まれプチインタビューを終了し、自宅に戻ってまとめていたところ・・・・・脳の神秘があっけなく解明された。発覚した。前回やったプチインタビューをまとめた文章の中にあったその文字こそが、足の爪。
あらいやだ。
前に同じ質問をしている・・・・・!!
それにユーミンも、同じように答えている・・・・・!!
ってことは、つまりデ・ジャヴなんかではなく、ただの現実だった・・・・・・!!
私もユーミンも、同じことを繰り返し、それに気づかずに過ごしたあの時間。
しかも話題は空豆。匂いが足の爪と同じとかなんとか。
2回言ったユーミン。2回聞いた私。
今こそ、シンクロの選手のように、あの角度あの笑顔でズブズブと水中へと沈んでいきたい気分である。