うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました

*****初ファーな男*****

今頃ユーミンとシャングリラ御一行様は香港でなにをしているかな。 酔拳? それとも女人街でカニ歩き? 
香港シャングリラ公演。残念ながら、今回ニワちゃんと私はお留守番なのであります。

10月9日木曜日午後5時23分。♪チャン チャチャ チャラララチャ♪携帯のマイ着メロ・岡村靖幸と石野卓球のcome babyがバイブとともに鳴った。。
かけてきたのは流し雛近藤さん。確か近藤さんはこの日の夕方の便で香港に行くことになっていたはず。

これまでのつきあいにおいて近藤さんからの電話の用件は、「明日ユーミン何時ぐらいにスタジオに来るの?」というものが60%、あとの40%はほぼ暇つぶし。以前、夜中にかけてきたときはひどい暇つぶしのサマだった。近藤さんは、ひとりで女子中学生の電話のように今日起きたことを延々と話していて、私は「はいはい」と聞いていたが、途中からなんとなく気がついた。

「ねえ・・・近藤さんさ、もしかして今、ものすごく暇なわけ?」
「え?? えーー??」
「もしかして、暇つぶしに電話かけてきてません?」
「わあー、わかったあ?? はっはっはっ。だって今日 宿直ですることないんだよーー。あっ!! あーーー!!コーヒーこぼしちゃったよお・・・あーーー!!」

どうやら私は、近藤さんの心の中にある【暇つぶし系】っていう引き出しの中に属しているようだ。だから近藤さんからの電話は、たいした内容ではないのである。

「あ、大川—?? 近藤ですけど」
「はいはい」
「いやーー、ラウンジからして違うんだよっ!! これが!!」

ラウンジ。そう、彼は今飛行場にいる。成田エアポートのラウンジ。何を隠そう今回近藤さんは、セレブ御用達のファーストクラスで香港へ行くのである。ファミリーレストランじゃない。ファーストクラスだ。しかもはじめてのファーストクラス。初ファー。

なぜ近藤さんがそんな行動にでたかというと、それはマイレージの魔法。気がついたらファーストクラスにも乗れちゃうほどのマイレージがたくさん貯まっていたんだそうだ。

近「ラウンジがさー、ぜんぜんちがうんだよ。外国人ばっかりだし、雑誌なんて最新号のdanchyuも置いてあるんだよ」

大「マジ?? 和菓子特集。昨日読みましたよ。近藤さんがお気に入りの店”福わうち”も唐揚げのページで出てましたよ」

近「あ、ほんと? 」

大「それより、何時の便でしたっけ」

近「6時20分かな?? ファーストクラスのこと考えてたらさ、なんか興奮しちゃってさ、・・・・・3時間前に来ちゃったよーー」

大「3時間前ですかあ??? (バッカじゃないの?という発音で)」

仕事を早々に切り上げ、お台場からとぷとぷ流れてきた近藤さん。今はどうしようもなくユーミンとかシャングリラとか香港よりも、ファーストクラスに夢中なのである。で、要はそれの中間報告テレフォン? 私が入っている近藤さんの心の中の引き出しのラベルには【報告系】とも書いてあるかもしれない。

大「近藤さん、帰ってきたら家では無口・番外編でレポート書いてよね」
近「うん、書く書く」
大「写真もいろいろ撮ってきてね ファーストクラスっぽいやつ」
近「写真ねー。・・・・ってカメラ!! カメラ持ってきてないよおー。そうかー、カメラかあ!!」
大「・・・・・・・。」
近「そうかー、カメラかあ!!!」
大「・・・・・・・。」
近「・・・・・・・。」
大「使い捨てカメラ、そこらへんで買って撮ってくださいよ」
近「そうかー、使い捨てカメラかあ!!!」
大「・・・・・・・。」

舞い上がるにもほどがある。
たぶんこのぶんだと、近藤さんのファーストクラスレポートは文章のみだと思うが、まあみんなで想像しながら読もうではないか。
75%はメシのことになると思うが。