うそラジオ Podcast 松任谷由実はじめました

・・・・ 恍惚菓子  ・・・・

今週行われたカニバーサリー内容は後日報告するとして、今回は先週書き忘れたスタジオでの職人ワンシーンをおとどけ。
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「あ〜ん おいしそう。今はこの気分っ」
そういってユーミンが一番最初に手をのばした職人菓子は【プリプリ酢イカ】というお菓子・・・というか、酒のつまみだった。酸っぱいイカゲソをムニムニと噛みながら恍惚の世界へ。
「ん〜、おいしいよ。満足満足・・・」
つづいては醤油味のあげせんへ。
「やっぱおいしいわ、これ」
つづいては新発売のチョコが染みこんだカールへ。
「あっ、これもいける。うんうん・・いい。おいしい」
つづいてはこれまた新発売のえびマヨ風味のポテトチップへ。
「あーーっ、なにこれ!? すんごいえびマヨ!!おいしい〜っ」
堪能に堪能しまくって、ユーミンは椅子から腰をあげて言った。
「よし、いこう!!」
そこにはやる気が見えていた。うそラジオに対するやる気。ディレクターにわちゃんも、私も、マネージャーくままろも、ニッポン放送のいつもの仲間たちも、そのユーミンの「よし、いこう!!」という掛け声で腰をあげた。
いつまでもダラダラとお菓子を食べていてはいけない!!我々の使命は放送であるのだ!!さあ、今日も《うそ》という名の放送に全力を傾けるのだ!!
けれども我々の「はい、じゃあやりましょう!!」「今日も適当に楽しく!!」と言いながら放送準備のために本当に腰を上げたのを見て、ユーミンは慌てふためき言った。
「え!? 違うよ、まだやらないよ!! よし、いこうって言うのは、トッポを・・よし、食べよう!!っていう意味だよ」
ユーミンが腰をあげたのは、テーブルの端にあるトッポを取るためだったのだ。そして今までのお菓子は、トッポまでの序曲。トッポへの道。トッポへのセレナーデ。トッポへの口ならし。
ユーミンのやる気への勘違いを理解した我々は、深くため息をつきながら、再び深く椅子に身を沈めたのであった。
当の本人は、トッポをカリカリ食べながら「うへへ、ごめんね」と笑っているのであった。
〜 完 〜